令和4年5月のご首題【伊豆法難報恩ご首題】

法華一里塚008 五百弟子受記品第八
『得少便為足 更不願好物』
~少しきを得て足りぬとなして更に好き者を願わず~

《解説》江戸の中頃、腰元彫の職人で浜野矩随という人がおりました。矩随の父の名は矩康と言って、腰元彫の名人として広く知られた人物でした。その息子・矩随は父の跡を継いで腰元彫の職人になったのですが、・・・・・

御遺文道標008 四恩抄【伊豆法難報恩】

「去年の五月十二日より今年正月十六日に至るまで二百四十余日の程は
 昼夜十二時に法華経を修行し奉ると存じ候」

《解説》この書は、弘長2年(1262)正月十六日に配流先の伊豆より安房天津の領主・工藤吉隆に宛てられたものです。前年の弘長元年5月12日。日蓮聖人は鎌倉で辻説法の最中に「問注所で取り調べたき事あり」と役人に同行を求められました。・・・・

☆一体1,000円以上のご志納をご案内しております☆

コメント